第二話　はぐれ戦士純情派

現場のイムルの村へ出発です。
イムルは城から細い川を挟んで北側にあります。
洞窟に潜らなくては向こう岸に渡れません。
王様にドン＝ガアデ招聘を進言しておこう、と心に誓いました。

洞窟で迷っている戦士がいます。
近づかないようにしましょう。

イムルに着きました。
早速聞き込みです。
行方不明者は宿屋の息子と、道具屋の息子。二人は同級生のようです。
「あのこはめのまえでパッときえるようにいなくなったんですっ
「なにやらおかしなくつであそんでいた、というのですが…
手がかりになりそうなのはこのくらい。
さて、被害者が子供なだけに大人の証言だけでは埒があきません。
学校へ行って子供たちにも話を聞いてみましょう。
校長「これはせんしどの。だがいまはじゅぎょうちゅう。くわしいはなしはまたよるにでも
ひとりふたりいなくても社会の動きは止まらない。悲しいですが現実です。

ところで村の牢屋に一人の男が拘留されています。
なんでもパンを盗もうとして捕まったとか。
一応話を聞いてみようとしましたが、泣くばかりで要領を得ません。
見た目が屈強なだけに少々気色悪くもあります。どうしちゃったんでしょうか。
女性「こころがこどもにもどってるんですよ。よっぽどこわいめにあったんでしょうね。かわいそうに
で、牢ですか？
たった今十分怖い状況に置かれているような気がします。

村の周囲を巡回しつつ鍛錬するうちに日が沈みました。
学校も終わった頃でしょう。捜査に戻りましょう。

予想に反して、子供たちからは事件に関する情報を得ることができません。
なにか知ってはいるらしいのですが。
校長「こどもたちがかくしごとをしてるようにおもえてならないのですよ
教師「いつだってこどもたちはこどもたちだけのひみつをもっているものですわ
先生いい人〜。勝手に美人と断定。

しかし彼らは牢の男とよく遊ぶらしく、彼の名前を教えてくれました。
アレクス、というそうです。
本人にも確認をとりました。間違いありません。
アレクス…どこかで聞いたことがあります。
ニチブツの5台合体のシューティング？
それは、テラクレスタ。全然違います。

全く事件と関係ありませんが、わかっちゃったら仕方ありません。
バトランド城下に戻って、フレアさんに事実を話しましょう。
フレア「せんしさま、どうかイムルのむらまでつれていってください
返事も聞かずにぴったりと後についてくるフレアさん。
宿屋に連れ込んでみました。
ついてきました。
一緒に朝を迎えました。
…ということはしません。今回は。
即イムルへ戻ります。
町を出て程なく、陽が沈みました。
真夜中の草原を、森を、洞窟を人妻と走破する王宮戦士。
…どっちもどっちな気分です。

暗いうちにイムルへ着きました。
もちろん牢に直行です。
ライアンは再会を見守っています。
フレア「あなた！
アレクス「おばちゃんだれ？
ライアンは再会を見守って
フレア「わたしがわからないの！？
アレクス「…………？
ライアンは再
フレア「ほら、これでもおもいださない？　ぱふぱふぱふ…
アレクス「………………フレア！
ライア
すいません。ノーコメントです。

アレクス「モンスターにおそわれたきょうふでこどもがえりしたらしい
次回はこむら返り程度で済ませていただきたいものです。